株式会社Yumi Lab. (ユミラボ)

代表取締役 北原優美

SNSからの売上拡大を目指し、商品の魅力が伝わるSNS活用術のアドバイスをお願いしたい。

高原町の素材を活かし、デザインにもこだわった「ジャム&ピクルス、クレソン関連商品」の製造と販売を行う、株式会社Yumi Lab. (ユミラボ)の代表取締役の北原優美さんにお話をお伺いしました。

会社名:株式会社Yumi Lab. (ユミラボ)
代表者名:代表取締役 北原優美
設立:2020年
社員数:1名+α
事業内容: ジャム、ピクルス、クレソン関連商品の製造と販売
ホームページ: https://lit.link/yumilab

01

簡単に会社や事業紹介をお願いします。

高原町の素材を活かし、デザインにもこだわった「ジャム&ピクルス、クレソン関連商品」の製造と販売

霧島のふもと育ちの野菜や果物で作るジャム&ピクルス、クレソン関連商品の製造と販売をしています。人気商品「ART PICKLES」は高原町のふるさと納税の商品にもなっていて、飾っていたい・野菜のアートとしてご好評いただいています。2013年に高原町に移住し、ジャム&ピクルス作りとの出会いから会社を起業しました。そして、2018年頃から高原町の人とのつながりの中で、アイデアをいただきクレソン作りもスタートさせ、クレソンのパウダー販売では、実はAmazonのクレソン部門1位になる商品に成長しています。

02

経営者、役員になった経緯、経歴を教えてください。

高原に移住後のジャムとピクルス作りとの出会いが起業のきっかけ。

私は宮崎県の日向出身で、もともとは東京に住んでいましたが、いつかは自然豊かな宮崎に戻ろうとは思っていました。私たちには子供が5人いて、現在、一番上の子は高校一年生、一番下は1歳になります。2013年頃、子供たちにとって良い環境をと考えていた時に高原町と出会い、綺麗な風景に感動して移住を決意しました。そこで出会ったのが、ジャムとピクルスづくりをされていた地元の中武さん。その商品を一目見て、野菜のアートの美しさの虜になりました。私はもともとモノ作りやデザインが好きで、中武さんとよくお茶をしながらジャムやピクルスづくりの面白さをお伺いしていました。それが5年くらい続いていた時、中武さんが年齢・体力面でジャムづくりを止めることを知りました。私は、こんな素敵な商品がなくなるのはもったいないと思い、それをきっかけに会社を作り引き継がせてほしいとお願いしたのです。そこから2年くらい試作を重ねて今があります。

03

現在の会社状況を踏まえて経営で意識していること、苦労されたことはありますか。

経営数字の見立てや戦略立てが、次なる成長のカギ

現在は、ほぼ一人で会社運営をしている状況です。商品に対しては、味はもちろんですが、ピクルスの詰め方、外側から見た時のデザインにもこだわっています。そうすると作業を他の方に頼みにくい状況もありますね。
また、経営観点でいうと、新商品を発売する際にリサーチや商品の価格決めなどの戦略立てが苦手なのが悩みですね。夫が別の事業をやっていて、私の会社の戦略設計などを協力してくれますので、私は道筋が見えると一気に商品作りを進めることができます。ただ、正直、夫も忙しいので、経営視点で他に相談できる人がいるといいなと思っています。

04

今後どのように会社を成長させていきたいのか展望を教えてください。

地元の素材で新たな商材作りと、充実した機能装備のキッチン施設の活用

地元の素材を活用して、商材を拡大していきたいと思っています。そして、ピクルス等は地元以外の人もターゲットになりますので、ふるさと納税に出品しています。今後はデザイン性の特長を活かして、ギフト商材としても展開していきたいですね。
また、別軸としては、キッチン施設の活用があります。ジャムやピクルスづくりで活用している充実した機能を装備したキッチン施設も、地域の皆さんに使っていただけるようなレンタルキッチンなど展開を考えています。

05

経営をされている中で、経営課題や改善点など、どのようにお考えでしょうか。

既存商材の継続的なPRと新規商材マーケティングのパワー不足

今は製造からPRもほぼ一人で対応していて、ジャム,ピクルス作りの様子などをInstagramで情報発信しています。https://www.instagram.com/yumi_lab20/?hl=ja
今ある商材をしっかりPRして売上につなげる必要がありますが、他の業務に追われるとInstagramの投稿を考える余裕がなく、更新がおろそかになってしまうこともありますね…(反省)
また、新たな商材展開をしていく中で、新商品のマーケティングやプロモーションでのターゲットの決め方、打ち出し方など様々な角度から検討していく必要があると思っています。

06

今回のプロジェクトや副業専門人材に期待していることを教えてください。

SNSからの売上拡大を目指し、商品の魅力が伝わるSNS活用術のアドバイスをお願いしたい。

ジャムのPRをSNSで展開しようと考えています。そこから売上につなげていきたいので、スタートからの支援と伴走をお願いしたいと思います。正直、自分の思い入れのある商品だと、発信をするにしても客観的に見ることができないなぁと悩んでいます。第三者の新たな視点でアドバイスをいただいてInstagram等のコメントの書き方やSNSなどを活用したPR方法のアドバイスをお願いしたいです。その発信を継続的に続けていきたいので、私がさぼらないように更新のチェックもしていただけると…大変ありがたいです。(笑)

高原町の自然の美しさに魅了され、移住後にジャムとピクルス作りを学んだ北原さん。高原の地域に商品やサービスなど資産として残せるものを育てたいという熱い想いも語ってくれました。地元の素材を活用し、地域に還元できるような商品を生み出し、広げようとしている北原さんのサポートをぜひお願いします。

高原町でチャレンジを続ける若手経営者の支援をしていただける方は、
副業専門人材募集にぜひお申込みください。

たくさんのご応募ありがとうございました。定員に達したため申込受付を終了いたします。 

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