レポート

「鹿児島県長島町ワーケーション×スキルアップ」を開催しました

2021年10月1日より「鹿児島県長島町ワーケーション×スキルアップ」を開催しました。
このワーケーションでは、免許取得などの講習会をきっかけにその地域を訪れ、現地のプレイヤーとのやり取りを通して、地域の魅力や地域の抱える課題を知り、地域と関わるきっかけを作ることができました。ワーケーション期間中の具体的な取り組みをご紹介します。



■古民家DIY(10月1日、10月3日)

・資材のカット、面取り
木の板をサイズに合わせてカットし、かんなを使い、面取りをする手法を大工から教えてもらい、実際に参加者で作業を行いました。水分を含むと木がどのように変形していくかを考えながら、かんなを当てる面を選びます。どの面にかんなを当てるかの見定めに苦戦する参加者も。また、湿気の多い日本で水分を含んだ木材は反りが生じてくるので、そこを理解した上で、実際に木が生えている状態と同じになるように木材を配置するのが伝統的な手法だと学びました。

・板の打ち付け、着色
電動工具の基本的な使い方を学び、穴あけは電動で釘打ち・板の着色は手作業で行いました。ベテラン大工の技に参加者からは感嘆の声が上がっていました。今回ご指導いただいた大工の方は生まれ育った地域を離れて、長島町へ移り住んだ方で、地域に対する思いなども語ってくださいました。



■船舶免許取得講習会、試験(10月2日、3日)

・学科講義、実技講義、免許試験
普段耳にしない言葉や、漁業の専門用語をこの機会に初めて知ったという参加者も多くいました。釣り場や養殖場にはできるだけ近づかず、止むを得ず航行する際には、波を立てないように運転するように教わるのですが、その過程で漁業の仕組みを覚える必要があり、後に海に繰り出した際に「あ!あれは〇〇漁だ!」とわかるレベルで参加者は知識をつけていました。また、漁師さんに海に連れて行っていただいた際も、船に興味津々で、船の重さや設備について尋ねる参加者もいました。漁師さんたちも船舶免許試験を懐かしんで「こんな問題が出ただろう?」と盛り上がる場面もありました。

・免許更新のタイミングで
免許取得の講義の中で、よく出る大事なポイントに免許更新のタイミングがあります。免許の有効期間は5年間ですが、満了する1年前から更新手続きが可能となります。現在住んでいる地域の近くでも受講は可能ですが、参加者からは「せっかくだから4年後にまたここに集まって免許更新したいですね!」という声があがっていました。



■瀬渡し船、引網漁体験(10月4日)


・瀬渡し船で漁場まで初めて運んでもらった参加者からは、大きな船で大きな水しぶき、自分で運転した時には出せなかったスピードを体験し、歓声が上がっていました。引網漁ではたくさん入っている籠とそうでないものとあり、日によっても差があるという話を聞きました。また、想像していなかったエイなどの大きな魚が入り込んでいたり、網が破けてそこから逃げたであろう痕跡も目の当たりにしました。網が破ける一つの要因として、イルカが突進してきて引っかかって逃げようとして破けるパターンがあるそうです。破けた網をその場で応急措置をする漁師さんたちを見守りながら、いつもは可愛く思うイルカを少しだけ憎たらしく感じた参加者もいたようでした。



■ぶり養殖場見学(10月4日)


大本命!長島町のブリの養殖現場では、ちょうど餌やりの時間に到着し、養殖施設の中の大量のブリが飛び跳ねている様子にあちこちで歓声が上がりました。餌が大砲のような機械から投入されるのですが、その内容物はドッグフードのような固形のものでした。イワシの香りがするもので、食べてみようと口に運ぶ参加者もいました。餌やり機の中に、漁師さんが液体をかけていて、お尋ねしたところ、ニンニクエキスでした。人間もですが、ニンニクを加えることで元気のいいブリになるようです。




■現地の食材を堪能

事前のオンラインセミナーでは、魚介類をはじめ、お肉や野菜も有名と聞いていましたが、そこに合わせる加工品として焼肉ソースやお味噌など、こだわりの商品も多数ありました。味にハマった参加者からは「遠方から取り寄せたい気持ちもあるが、現地に来ないと手に入らないというのも、特別感があっていいですね!」という声もありました。


■このほかにも魅力あふれるスポットが!


・展望トイレ
トイレだけでツアーが組めますよ!と現地の方の声も!(どこのトイレがおすすめかを語り合っておられました笑)



・今回のワークスポット
お庭の中でワークをされる方も・・・



・夕陽を眺めて
感動のサンセットでした。思い思いに夕日を眺めて、ワーケーションを締め括りました。



■参加者アンケートより
・様々な方と、話すことで課題が見つかり、海に癒やされました。
・都会は人、モノに溢れ忙しなく時間が過ぎますが、島は時間の流れがゆっくりで、デジタルデトックスができました。
・友人、知人にもこのワーケーションを勧めたいと思います。



■次の舞台は熊本県多良木町!
次回は熊本県多良木町で、狩猟免許取得を目指して、ワーケーションを開催します。奮ってご参加ください!

▼詳細はこちら
https://netsui.or.jp/?report=202110taragi_shisatsu