熱意ある地方創生ベンチャー連合として、今年初めて実施する予定の「スタディーツアー」。自治体の地域課題を表層的になぞるのではなく、きちんと深掘りして理解するという趣旨で開催しようと企画しています。そのフィールドとして名乗りを上げてくれたのが、別府市でした。
3月に開催した地方創生サミットの際に、別府市長野市長が「うちにキャンプに来てください!」という発言があり、あれよあれよというまに決まりました。別府市から、提示されている課題は2つ。
「観光による創業・雇用創出」・「市役所や地場産業のDX化」です。
実は5月に実施予定でしたが、緊急事態宣言の発出を受けて延期の判断をしたところではありますが、4月の第1週の木曜日に、事務局で別府市スタディーツアーの下見に行ってきました。
会場となる杉乃井ホテルや別府市役所、また地域の産業振興のための団体B-biz LINKなどを訪問いたしました。とても印象的だったのが、別府市役所で面会した長野市長の一言です。
「2つの課題への解決策は、市民の幸せ実感につながるものが欲しい」今回のスタディーツアーでは2つの課題について、熱意ある地方創生ベンチャー連合の会員企業から現場の担当職員の皆さんにプレゼン提案する機会を設けています。
その提案内容が、自社サービスの単なる売り込みになるのではなく、別府市の市民に届くものであれば、きっと良い連携が生まれるのではないかと思いました。
延期という判断をしましたが、6月にはぜひ実現させていきたいと思っています。