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第10回 地方創生ベンチャーサミット開催

約80社の企業が加盟する「熱意ある地方創生ベンチャー連合(熱ベン!)」と、12自治体が加盟する「スタートアップ都市推進協議会(スタ協!)」の共催で年に一度、開催している『地方創生ベンチャーサミット』を5月14日に東京ミッドタウン八重洲で開催いたしました。

第10回の記念開催でもあった今年のサミットのテーマは「“地方創生10年”改革リーダーが示す新時代ビジョン」。

テーマの通り、地方創生が掲げられてからの10年を先頭に立って推進してこられたリーダー、そしてこれからの時代をつくるリーダーにご登壇いただき、大盛況のイベントになりました。

また、これまでの最多動員は350人でしたが、何と今回は600人!

イベントの開催にあたり、ご協力・ご登壇・ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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冒頭の基調講演には、石破総理にご登壇いただき、ご自身の言葉で25分以上に渡り、地方創生の取り組みやこれからの指針をお話いただきました。

セッション1では、青山社中の朝比奈代表、前三重県知事でもあられる鈴木代議士、福岡市高島市長、モデレーターとして熱ベンの吉田代表に登壇いただき、これまでの10年の振り返りとこれからの10年の指針を熱弁いただきました。

セッション2では、山形県西川町の菅野町長、神奈川県座間市の佐藤市長、宮城県富谷市の若生市長、モデレーターとして熱ベン創業理事でもあられる佐藤大吾さんにご登壇いただき、自治体とベンチャーとの連携のコツについて、ここだけのお話をいただきました。

セッション3では、CIC Japanの梅澤会長、ヘラルボニーの松田代表、PLUG Magazine の山本編集長、モデレーターとしてハピキラFACTORY の正能代表にご登壇いただき、「楽しい地方」とは、をお話しいただきました。

セッション4では、タイミー小川社長、コギコギの中島代表、大阪府箕面市の原田市長、モデレーターとしてシェアリングエコノミー協会の石山代表にご登壇いただき、地域課題を解決するシェアリングエコノミーの可能性を当事者の言葉で語っていただきました。

セッション5では、つくば市五十嵐市長、熊本市大西市長、鹿児島市下鶴市長、Hokkaido Design Code の琴枝代表、モデレーターとしてNO YOUTH NO JAPANの能條代表にご登壇いただき、デジタル実装の最先端をお話しいただきました。

最後のセッションとなったセッション6では食文化研究家の長内代表、愛媛県砥部町の古谷町長、笑下村塾のたかまつ代表、熱ベン共同代表の篠永、モデレーターとして今年91歳を迎えられた田原総一朗様にご登壇いただき、新時代ビジョンについてお話しいただきました。長きに渡って現場を見てこられた田原さんのご登壇があってこその、次世代リーダーセッションでした。

他にも、自治体・スポンサーブースや、アフターパーティー・ネットワーキングにて、地方創生に取り組む方々が、官民学様々な立場から連携可能性を模索して繋がられていて、ありがたい・嬉しい光景でした。このサミットが地方創生2.0の起点にもなれていたら嬉しいです。

地方創生が掲げられて10年が経った今、地方創生は誰もが知る言葉となりました。東京一極集中や、人口減少・少子高齢化の大きな流れは依然として止まっていません。一方、この10年が何もなかったのかと言われるとそうではなく、熱意をもって取り組む方達の新しいアイディアや継続的な取り組み、役割を超えた連携によって様々な好事例も生まれ続けてきました。熱ベンとスタ協のタッグもその一助となってこれていると実感しています。

これからの10年が、地域がもっと輝く未来になるよう、そして一人一人が幸せを感じられるよう、取り組んでいけたらと思います。

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改めまして、地方創生ベンチャーサミットにご協力・ご参加いただき、ありがとうございました!