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福岡市・北九州市スタディツアーを開催しました!

スタートアップ都市推進協議会加盟自治体である福岡市、北九州市を訪問するスタディツアーを開催いたしました!

ツアーでは高島宗一郎 市長(福岡市長/スタートアップ都市推進協議会会長)にもご講演いただきました。

~以下詳細~

昨年末に開催した宮城県富谷市スタディツアーに引き続き、今回もスタートアップ都市推進協議会加盟の福岡県福岡市・北九州市へ、会員企業の皆様とスタディツアーへ!

現地現物から学ぶことのできた貴重な2日間でした。

まず、スタートは言わずとしれたスタートアップ拠点「Fukuoka Growth Next」から。
そしてオープニングトークは、スタートアップ都市推進協議会会長 兼 福岡市長の高島宗一郎市長!
熱意を持って地方創生に取り組む会員企業さんとの質疑応答含め、2012年にスタートアップ都市を宣言して以来、日本の創業支援を牽引してきた高島市長ならではの講話をいただきました。
5/14(水)に予定している「地方創生ベンチャーサミット2025」も楽しみです!

その後はFGNや、福岡銀行さんが運営されるGROWTH 1の視察を行わせていただいた他、
福岡市産業支援課にご協力いただきまして、福岡市の創業支援の取り組み、特に公民連携ハブ「mirai@(みらいあっと)」の「実証実験フルサポート事業」は事例も踏まえながら深くお伺いすることができました。

また、スタートアップ支援機関CICの姉妹組織「Venture Café Fukuoka」でのイベントにも登壇させていただき、元熱ベン事務局の松尾様のモデレートのもと、事務局長の土井と企画統括マネージャーの篠永が登壇し、熱意ある地方創生ベンチャー連合の取り組みをご紹介させていただきました。

2日目は北九州市へ移動し、北九州市の「COMPASS KOKURA」を視察。リノベーションによって生まれ変わったCOMPASS KOKURAは、企業誘致で県外からやってきた企業も、企業創出で新たに生まれた企業も入居し、「日本一、起業家に優しい場所」をめざす施設。
北九州市ならではのモノづくり・産業基盤を軸とした、テック系のエコシステム拠点都市を形成し、世界を先導する「課題解決先進都市」に挑戦する方針は、福岡県や九州のみならず、日本全体にもモデルとして普及していくケースと感じました。学生・大学との連携や、地元企業との共創事業、ベンチャーキャピタルやグローバルアクセラレーション等…都市が持つ特色を最大限に活かしながら、網羅的に取り組まれているところが印象的でした。

同じ福岡県内でも、福岡市と北九州市が、それぞれの強みや特徴を活かしながらスタートアップ施策を行われている光景は、そのまちごとに地域課題解決や地域活性化を考える必要があるという、まちづくりの根本にも繋がることだと改めて感じました。

昼食は旦過市場にてご地元の美味しいお食事をいただき、最後のコンテンツは北九州市長の肝入り施策「Z世代課」の柏木課長にご参加いただきまして、日本一若者の挑戦を応援するまち・北九州市の取り組みや、姿勢、実際に起きた変化(20,30代人口の社会増等)を教えていただきました。平均年齢20代のZ世代課が、北九州市に関わるZ世代・若者をとことん応援し、そしてそのZ世代・若者が北九州市をよりよくするために活動していく好循環を、当事者である北九州市在住のZ世代の方の意見も伺いながら、体感することができました。

熱意ある地方創生ベンチャー連合では、2025年度も、様々な地域に伺い、自治体とベンチャー企業の架け橋となることができるよう、活動してまいります。ぜひとも会員企業の皆様はご参加いただき、未入会の方はご入会いただき、ご参加いただけますと幸いです!

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました!

■企画案内
起業や新たな事業などの「スタートアップ」は、経済成長を実現し、大きな雇用創出効果をもたらすとともに、暮らしの中に新たな価値を創造するものであり、日本の再興には不可欠なものです。
 熱意ある地方創生ベンチャー連合は、スタートアップ都市推進協議会と常に連携しながらベンチャー/スタートアップのイノベーションにより、「地方創生や都市づくりの推進」に取り組んできました。「スタートアップ都市推進協議会」とは、スタートアップ都市づくりに先進的に取り組む自治体が地域の個性を生かしたロールモデルとなり、経済関係団体とも連携し、日本全体をチャレンジが評価される国に変えていくことを目指し、平成25年12月に設立されました。 今回のスタディツアーでは、スタートアップ都市推進協議会の会長市である福岡市と、同じくスタートアップ都市推進協議会に加盟し企業誘致等に取り組まれる北九州市に伺い、現地視察やスタートアップ担当課の方々との意見交換等を行います。参加者のこれからの「地方創生」「官民連携」のアクションにつながるツアーにしたいと思っております。奮ってご参加ください。

■開催日程
2025年2月6日(木)・7日(金)

■講演
高島 宗一郎 氏(福岡市長/スタートアップ都市推進協議会会長)
1974年生まれ。キャスター生活を経て2010年に36歳で福岡市長に就任。以降、選挙の度に史上最多得票を更新して再選し、現在4期目。人口増加数・増加率、市税収入の伸び率、開業率など、多くの指標を政令市一位に導く。国家戦略特区を活用して、スタートアップ ビザをはじめ数々の規制緩和を実現。スタートアップ都市推進協議会を発足させるなど、日本のスタートアップシーンを力強く牽引する。インパクトコンソーシアムや行政改革推進会議、対日直接投資推進会議など、地域の代表として、政府が主催する会議の構成員を歴任する。

■コーディネーター 
・篠永 信一朗(熱意ある地方創生ベンチャー連合/企画統括マネージャー)

■行程(予定)
2025年2月6日(木)
 13時00分       Fukuoka Growth Next(FGN・旧大名小学校)集合
 13時15分~13時30分 福岡市長講話
 13時30分〜14時30分 FGN視察、説明
 14時30分〜15時30分 GROWTH I  視察
 15時30分〜16時30分 スタートアップ担当課との意見交換@FGN
 17時30分~18時20分 ベンチャーカフェ福岡
           (熱意ある『地方創生×ベンチャー』2025 – Venture Café Fukuoka
 19時00分~21時00分 懇親会(懇親会費5000円程度実費負担)

2025年2月7日(金)  
 10時00分~11時00分  COMPASS小倉 集合・視察  
 11時00分~12時00分  スタートアップ担当課との意見交換  
 12時00分~13時00分  昼食会  13時00分~14時00分
 14時00分~15時00分  Z世代課との意見交換  
 15時30分        解散