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【宮城県富谷市スタディツアー】を開催しました!

12月20日、21日の2日間、宮城県富谷市にて開催いたしましたスタディツアーのレポートです!

一言でいうと、先月の渋谷での勉強会に続いて今回もご講演いただいた富谷市若生市長がおっしゃられる「富谷の成長の秘訣は『市民力の高さ』」という言葉をそのまま体感できたスタディツアーでした!

人口減少が叫ばれる時代でありながら人口が増え続け、村から町、町から市へと発展(2016年に単独市制以降)を遂げてきた富谷。

人口増の要因は郊外居住化によるものだけでなく、官民連携での住環境整備と、市長のリーダーシップによる特色あるまちづくり施策による賜物であることが、現地に行って改めてわかりました。

まず伺ったのは富谷市まちづくり産業交流プラザ「TOMI+(とみぷら)」。この施設は解体が予定されていた旧町役場をフルリノベーションしてつくられた拠点。TOMI+にて市長講演及び座談会のお時間をいただきまして、全体像のお話から、起業家育成や住環境整備、財源確保といった焦点を絞ったお話まで、みっちり伺いました。

TOMI+の後は、空き家再生や実証実験のフィールドを実査。どの施設の取り組みもとてもチャレンジングなものばかりなのですが、リスクを最小化させつつ、必ず成功へと導くビジョン遂行力にはただただ驚きでした。

人口が増える中でのまちづくり、という点もあるとは思うのですが、それ以上に富谷の可能性を信じて止まない、富谷市の皆さんの熱量に感動しました!

夜は、富谷市に本社を置く「味の牛たん喜助」にて、名物牛タンと富谷市名産のブルーベリーのコラボコース「富喜ディナー」を堪能。ブルーベリーをたっぷり使った創作料理に大満足でした。

2日目は富谷市役所にて、若生市長自ら塾長を務められる起業家育成の「富谷塾」へ。起業・開業に興味を持たれる市民が多数入塾され、起業に必要なノウハウや仲間づくりが行われている市長肝入りの施策です。

富谷塾は起業・まちづくり・仲間づくりなど、何かしたいと思っている人のためのコミュニティです。宮城県富谷市の市長が塾長を務めています。
tomiyajuku.studio.site

実際に参加されている方たちの前のめりな姿勢からも、富谷塾の本気度がひしひしと伝わってきました。富谷塾の中で、熱ベン代表理事の吉田もお話をさせて頂きました。

というわけであっという間の富谷でのスタディツアーでしたが、上記の他にも富谷市のお隣、仙台市ではNTT都市開発が今年春に開業したアーバンネット仙台中央の共創拠点「YUI NOS(ゆいのす)」の視察や取り組み紹介を、NTT都市開発東北支店の大野剛史さんにしていただいたり、

移動の車中でも参加いただいた熱ベン会員企業の皆さんと事務局にて、地方創生のこれまでの10年やこれからの方向性をお話させていただいたりと、

濃密なスタディツアーとなりました!

次回のスタディツアーは2025年2月6日(木)、7日(金)に福岡県福岡市・北九州市へ!

詳細は近日発表予定ですが、引き続き地方創生や官民連携の成功事例を創出するための企画を考えていきたいと思います!ぜひともご参加ください〜!

~富谷市スタディツアー概要~

■講演
若生 裕俊(富谷市長)
1964年2月生まれ、富谷市出身。31歳で起業。以来、民間指定確認検査機関や電力会社等を設立し代表取締役を務める。2015年に富谷町長就任。2016年10月に単独で市制施行し、初代富谷市長へ就任。現在3期目。起業創業支援を重点施策の一つと位置付け、「住みたくなるまち日本一」を目指す。豊富な起業経験を生かし、自らが塾長を務める起業塾「富谷塾」を開塾。6期で累計1,000人以上が入塾し、多くの起業者を輩出。「出会いと学び合いのコミュニティ」を主軸に、人材育成と新たなビジネス創出の支援を強化している。

■コーディネーター
吉田雄人(熱意ある地方創生ベンチャー連合代表理事)
篠永 信一朗(熱意ある地方創生ベンチャー連合 企画統括マネージャー)

■開催日程
2024年12月20日(金)・21日(土)

■行程(予定)
  12月20日(金)
 10時25分  アーバンネット仙台中央ビル 集合(宮城県仙台市青葉区中央4-4-19)
 10時30分  アーバンネット仙台中央ビル YUI NOS見学
 11時30分  昼食会 ※会場未定 実費負担
 13時00分  TOMI+ 移動
 14時30分〜 市長講話
        富谷塾の説明
        終了後 市内各施設視(水素関連実証実験、大亀山森林公園、しんまち地区等)
 18時00分〜 味の牛たん喜助 泉中央店

  12月21日(土)
 10時00分  富谷塾見学
 12時00分  解散